香りを愉しむ

2018年6月19日 火曜日

日本料理は素材の活かす料理と言われる通り、これに伴い素材の持ち味を損なわない様な保存技術も発達し、ますます素材を愉しむ流れが強くなっている様に感じます。例えば鮮度が低下し易く産地でなければ食べる事が出来なかったホッケやサワラ、サバなどの魚がさしみで食べられる様になっています。これとは逆に様々な状況により、美味しく料理する必要がある国もあり、こちらはこちらで発展してきたものと思われます。インドやタイなどはスパイスやハーブを実に上手く使って魅力的な料理を完成させています。最近では日本でもスパイスやハーブを使う様になってきましたが、歴史的背景からそのブレンド技術、感性には遠く及びません。ベルギーでオレンジの皮とコリアンダーを使用したビールがありますが、この組み合わせも絶妙だと思います。ワインを飲むグラスもボルドータイプ、ブルゴーニュタイプとそれぞれの香りを最大限に引き出す形になっている様です。「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」という審査会がある事を知り、試しにワイングラスで吟醸酒を飲んでみました。すると、おちょこで飲むそれとは全く別物に感じられ、まさに目からうろこでした。スピーカーの様に何倍にも増強されるのです。香りに対する文化の違いを思い知り、以来、必ずワイングラスで飲む様になりました。グラスは今まで飲むための器という考えでしたが、もっと奥が深い事を知りました。皆さんもいろりろな飲み物をワイングラスで味わってはいかがでしょうか。

 

 

 

 

 

 

以上、松戸の彦星でした。

 

Copyright ©Marugen FPJ Co., Ltd. All right reserved.