虫食う人も好き好き

2018年12月19日 水曜日

おいしい果物は人間のみならず、当然、虫も大好物です。温暖な地域にはミバエという小さな昆虫がいて、幼虫のエサとなる果物に親が卵を産みつけます。外観では分かり難いため、気付かずに食べてビックリという事になります。元来、日本にいないこの害虫を日本に持ち込み、日本の農作物への被害を防ぐため、様々な決まりがあります。

スーパーで見かける柑橘類で産地が限られているのにも、この影響があります。加熱や冷凍などの加工品となれば、死んでしまっているので輸入は出来ますが、気分的な問題は変わりません。

一方で、ネコが大好きなマタタビですが、虫が実に卵を産み付けると同じ実とは思えない程、姿を変えます。どんぐり状の果実(右)が花が咲いた様な形(左)になります。そのため、取り違える心配がありませんが、逆にこの虫に卵を産み付けられた実の方が好まれるそうです。

山で道に迷って疲れ果てた旅人がマタタビを食べたら、また、旅が出来る様になったという名前の由来を持つマタタビの利用方法としてマタタビ酒があります。何でもマタタビの揮発し易い有用成分が虫の作用によって抑えられるそうです。

同じ虫でも考え方ひとつで大きな違いですね。松戸の彦星でした。

 

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